リーンスタートアップ・タイムマシーン
4月 20th, 2012
◆約2週間前:2012/04
- エリック・リース来日。TechCrunchの記事はこちら。
- テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」にてリーンスタートアップ特集(動画リンク)。視聴率からの推定視聴者数14万人超。
- AWS主催によるイベントにてエリック・リース登壇。入場者推定500名超。講演動画はこちら。
- デジタルガレージ主催”New Context Conference”にてエリック・リース登壇。”有料”入場者数100名超。レポートはこちら。
- エリック・リース著”The Lean Startup
“の日本語版出版。販売数不明もアマゾンランキングでトップ10入り。前田敦子写真集、カーヴィーダンスよりも上位にランクインという快挙(笑)
◆1ヶ月前:2012/03
- ITproにてリーンスタートアップ特集開始。
- 日経コンピュータ3/1号にて、今週のキーワードに「リーンスタートアップ」登場。
- Agile Japan 2012東京サテライトにてリーンスタートアップ・ワークショップを開催。50名を超える参加者とリーンスタートアップを実践。
◆5ヶ月前:2011/11
- デジタルガレージ主催イベント”New Context Conference”が”Lean Startup Camp“と銘打って開催。おそらく”Lean Startup”をメインテーマとした、日本初の有料イベント開催。有料入場者数は恐らく200名近く。
◆7ヶ月前:2011/09
- “Lean Startup Japan”朝会を初開催。10名を超える参加者でリーンスタートアップの「実践」についてディスカッションを実施。以降、朝会、夜会という形式で毎週勉強会を開催し、延べ参加人数は100名超。
- 通算4回目となる”Lean Startup Japan Meetup”を開催。118名の参加表明と、70名を超える実参加者。
◆10ヶ月前:2011/06
- 2回目の”Lean Startup Japan Meetup”を開催。28名の参加表明に対し、25名を超える実参加者。
◆12ヶ月前:2011/04
- 初めて”Lean Startup Japan Meetup”を開催。3名の参加表明に対し、2名の実参加者。
◆18ヶ月前:2010/10
- “Lean Startup Japan”ブログ開始。最初の1ヶ月1955PV
参考情報:35ヶ月前:2009/05
- “Four Steps to the Epiphany”日本語版「アントレプレナーの教科書
」発売。販売数は不明。
その他にも様々な機会の講演依頼を頂戴しましたが、私が”Lean Startup Japan”を開始してからの日本でのリーンスタートアップ拡大状況です。正直、このような急速な浸透をするとは夢にも思いませんでした。特に今年に入ってからの広がりは目を見張るものがあります。
振り返ると、ブログを立ち上げた当初に書いた「About us」というページには、このブログを書く目的は「“Lean Startup”の日本における普及」と書いています。
しかし、14万人がリーンスタートアップについて認知し、書店に行けばエリック・リースの書籍がその役目を自ら果たしてくれるという状況も整い、私の活動も次のステップへと進めるタイミングが来たのではないかと思います。
※とは言っても、テレビによるリーチ14万人って、人口のわずか0.00109375%(国民914人にひとり…)ですが…。
で、突然ですが、2010年から名刺の肩書として利用していた「エバンジェリスト」は、本日を持ちまして終了させていただくことにしました(笑)
今日からの新しい肩書きの名刺になりましたので、ぜひ改めて名刺交換させて頂き、新たな肩書きをご覧くださいw
さて、世間で流行するビジネス・キーワードは、一般的に次のような段階を経て定着していきます。
- Identify:識別
- Understand:理解
- Use:実践
- Manage:運用
エバンジェリストの主なミッションは1と2を進めることですが、その後に必要になるのは3と4を確立していくことです。
シード期特有の初期計画において、ローコスト/ハイスピードをともに実現する戦略的計画立案及びコントロールの実践力が問われます。
実はブログの更新をサボっていたこの1ヶ月半のあいだ、リーンスタートアップの実践に向けたセミナーとプロジェクトの開発に集中しておりました。そしてついに、リーンスタートアップの1DAYセミナーの開催が準備できましたのでご案内させて下さい。
セミナーは、“Lean Startup Bootcamp”と題して、”Lean Startup Japan”初のワンデーイベントを開催します。
朝集合してから、夜のネットワーキングまで約10時間に渡り、リーンスタートアップの本質と実践について徹底的に伝授します。
アントレプレナーの教科書を読んでも実はピンときていない方、リーンスタートアップを読んで共感しても、自分がどのように実践していけばいいかはさっぱり検討がつかない方でも、絶対に1日で「完全に」リーンスタートアップの本質を理解し、かつ翌日から実行プランに落としていけるところまでをフォローします。
もし仮に実行プランが出来なかった場合には、翌日以降も無料で完全フォローを実施しますのでご安心下さい!
昨年4月以降、延べ400名以上の方とリーンスタートアップについてディスカッション及びヒアリングを行った集大成ですので、内容についてはぜひともご期待ください。
本日よりeverevoとPeatixにて募集を開始しました。
everevoの募集ページはこちら:http://everevo.com/event/1416
Peatixの募集ページはこちら:http://peatix.com/event/4019
セミナー開催日、開催概要は各募集サイトをご確認下さい。
どちらも同じ内容ですので、アカウントをお持ちのプラットフォームからお申し込み頂けます。
少数ですが、早割もご用意しましたので、お申込みはお早めに!
また、徹底的にリーンスタートアップを追求するオープンプロジェクトも準備中です!
プロジェクト開催期間中は、実際にアプリケーションを「販売」しながらリーンスタートアップを実践します。
現在、コンセプト段階からローンチ後までのユーザテスト(インタビュー含む)シナリオ及び定量データ取得項目の作成を進めており、参加者の方がコア・コンピタンスに集中できる環境を準備中です。
プロジェクト参加者はコア・コンピタンスに集中してユーザ検証を繰り返していくうちに、ビジネスを進めながらリーンスタートアップをマスターしていくことができるのです。
こちらのプロジェクトは現在、詳細調整を鋭意進めており、初夏をめどに詳細発表の予定です。
こちらも乞うご期待下さい!
以上のように、”Lean Startup Japan”は新たなコンセプトとともに次のステージへとスタートを切ります。
日本でのリーンスタートアップ元年と呼ばれた昨年ですが、今年はそれ以上の実績を残すことによって、2012年こそが日本でのリーンスタートアップ元年だったと言われるようがんばります!
最後にお知らせとお願いです。
上記活動を促進するため、”Lean Startup Japan”では運営をお手伝い頂ける方の募集を開始します。
これまでずっと一人で運用してきた活動ですが、いよいよ本格化に向けて始動します。
ご興味ある方がいらっしゃいましたら、お問い合わせフォームよりお知らせ下さい。リーンスタートアップの理解は浅くても情熱を持って運営して頂ける方であれば歓迎いたします。
まずは2012/05/19のセミナーを終日お手伝い頂ける方を急募です。セミナーにも無料で参加頂けますので、ぜひご応募ください!
※そういえばタイムマシーンを書いていて気づいたのですが、最初のMeetup(2名参加)の開催日が2011/4/10で、ちょうど1年後の2012/4/10にテレビ放送というのも偶然にしては出来すぎな感じです…。
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Lean Startup Extreme
2月 27th, 2012
春の出版に向けて本を書いているのですが、今日はボツになった「はじめに」をご紹介します(笑)
思いっきりハジけて書いたので普段の私のキャラクターとまったく違います。。。
ですが、リーンスタートアップの本質を伝えるにはイイ感じの文章になったと思うので、オクラ入りはもったいないなーと思って投稿することにしました。
ちょっと過激な文章ですが、リーンスタートアップのスピード感を楽しんで頂ければと思います。
きみはまだ、起業の成功は「アイディア」の素晴らしさによって決まると信じているのかい?
だとしたらキミも例外なくスタートアップの99.9%が所属するルーザーズ・クラブの仲間入りだ!
プレゼン資料や事業計画書とやらをせっせとパワポに打ち込むことが、実は成功から遠ざかってるなんてことに気づく頃には、すでにキミのスタートアップはとっくに消え失せてる!
ん?投資家へのプレゼンは大事だろうって?
もちろん!
でもプレゼン資料だけ作って成功したやつなんか存在しないし、そもそもスタートアップのほとんどはVCから投資を受けながら消えていったんだ。
友人やソーシャル上で「いいね!」と言われながらもね。
スタートアップというサバイバルレースで、ほんのひとにぎりのウィナーになるためには、絶対的にクレバーに立ち振る舞うことだ!
学歴やIQなんか関係ない。
スタートアップにおけるクレバーとは、「なにをやるか」と「どうやるか」が両方とも人よりもほんの少し優れてればいいんだ。だってクレバーじゃない他の連中はみんな自滅してくれるんだから(笑)いや、ホントに。
ほとんどの人は「なにをやるか」を決めてから、お決まりの根性論で「どうやるか」を実行に移す。やがて死に絶えることを疑いもせずに。。。
プレゼン資料ってやつは、スタートアップと投資家で「根性でいくぞ!」を誓い合う決意表明みたいな存在だ。
じゃ、どうすればいいかって?
いいかい、これだけのスピードで変化を続ける産業なんて”IT”以外に存在しないんだぜ。
上場企業がIPOからたった数年で「衰退期」を迎えるなんていうクレイジーなことは、世界中のどこを見渡したってIT以外には存在しないんだ。
っていうことは、いままであたりまえだった「やりかた」で起業なんかしちゃダメだってことなんだよ。
だってキミが「なにをやろうか?」なんて考えてるいまこの瞬間にも、世界中のGeekな連中がほんの1日でアプリ作るような時代なんだ!
パワポ作って成功を待つなんてことするには人生ってヤツは短すぎる!
これからソフトウェアで起業しようとしているキミは、「なにをやるか」をじっくりと考えて、「どうやるか」をじっくり計画立てて、なんて時代はとっくに終わったってことに気づく必要がある。
「思い立ったらすぐに試してみて、合ってたら一気にいく!、間違ってたら翌日には修正する!」
っていう「どうやるか」を完璧にマスターし、恐ろしいまでのスピード感で熱狂的なファンを増殖させる必要があるんだ。
こうしたやりかたを、シリコンバレーでは「リーンスタートアップ」って呼んでる。
このリーンスタートアップを実行するアントレプレナーが増加するに従って、
「僕の計画では、このフリーアプリはソーシャル上でのバイラルが発生し、ローンチから6ヶ月で1万ユーザを獲得できる見込みなので、広告収入が期待できます」
ってな感じのパワポを信じるアホはもうひとりもいなくなったんだ。。。
「ま・と・も」な連中のあいだではね。。。
フリーならみんな使ってくれるっていうのがホントなら、駅前のティッシュ配り屋さんがまっさきに上場してるはずだろ。
でもキミがちょっとした気まぐれでティッシュを受け取ったり無視したりするように、マーケットっていう存在は、キミが作った取るに足らないアプリに熱狂もするし、平気で無視したりもするんだ。
キミが本気でITで成功したいっていうのなら、とにかくスピードを手に入れるんだ!
「なにをやるか」なんて後からどうにかするんだ!
「どうやるか」を今すぐマスターして、驚異的なスピードでぶっ飛ばすんだ!
そうすれば、たとえ同じようなサービスを先にローンチした優等生たちだって、あっという間に追いぬくことができるんだから。
実は「TTP(テッテー的にパクれ!)」が勝ちパターンだってこともすでに証明済みなんだぜ。
よく「いま、ITプラットフォームは20年に1度の変化の時代にある。だからいまこそチャンスなんだ」みないな言葉を耳にするようになったけど、キミはどうおもう?
いま起業するなら、この変化の状況からニーズを上手くくみ取らないといけないなんて思うかもしれないけど、真実はちょっと違うんだ。
ITの進化スピードはもう二度と下がることなんかない!決してない!これからも更に加速するだけだっ!
ってことは、圧倒的なスピードを手に入れたやつだけが限られた成功者になるんだよ!
わかる?
ゲームのルールは完全に変わったんだよ。
ちょっと前のゲームは3つアウトになるまでは攻め続けられた。
でもいまは、たった数百万の資金を与えられて、数カ月で結果を出せなければアウト!
即退場だっ!
なんでゲームが変わったのかって?
プレーヤが増えすぎたんだよ。海の向こうから。
だからマーケットはプレーヤ全員を評価するヒマもなくなって、誰の目にもふれることなく消えていくアプリで世界は溢れかえるようになったんだ。
いまじゃ小学生だってハックする時代なんだ!
アプリの開発なんて誰だって思い立ったらその日のうちに、まったくお金をかけずに作れちゃう時代だってことさ。
そんな時代でキミがいますぐやらなきゃいけないのは、こんな本を読むのをいますぐにやめて、圧倒的なスピードで「ビジネス」を作り始めるんだ!(笑)
いいかい、もう一度だけ言うよ。
「圧倒的なスピード」で「ビジネス」を作るんだ!
「すばらしいアイディア」による「アプリケーション」じゃない!
ユーザが熱狂するものを作れ!
金の匂いに敏感になれ!
この本は1時間で読み終えろ!
パートナーに回し読みしろ!やつらもきっとまだわかってないから。
そしてすぐにビジネスを始めるんだ!
心の準備はいいかい?
じゃ始めるよ!
いかかでしたか?
リーンスタートアップのスピード感は伝わりましたでしょうか?
現在書いている書籍のターゲットはもう少し穏やかな感じのユーザ層なので、出版されるバージョンはやや落ち着いた感じになりそうですが、基本的にお伝えしようとしている内容はこんな感じです。
来月には様々なお知らせができるように毎日進めていますので、ぜひ楽しみにして下さい!
あ、でもこのバージョンへの感想も聞かせて頂けたらウレシイです!
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